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嘉瀬の奴踊り

嘉瀬の奴踊り  五所川原市(旧金木町)嘉瀬に約300年前から伝わる盆踊り唄です。 津軽四代藩主信政公が藩士 鳴海伝右衛門と工藤五郎兵衛を呼び、嘉瀬新田開拓を着手させました。上手の工藤五郎兵衛の土地はよく、腹いっぱい飯を食い、夜昼休まず働いたので仕事ははかどりました。下手の鳴海伝右衛門の土地はとても悪く、開拓ははかどらず、開拓の月日は遅れ、上役のいじめをかいました。これを見兼ねた主人思いの奴徳助は嘆き悲しみ、伝右衛門を慰めるために歌い踊ったのが始まりと伝えられています。


 歌の中の「嘉瀬と金木の間の川コ 石っコ流れて この葉っコ沈む」という歌詞は、「誠実な者は恵まれず狡猾なものがはびこるのは残念なことだ。この世の中は逆さまだ」と藩政時代の社会を風刺したものといわれています。

  • 一.さぁさこれから嘉瀬の奴踊り踊る さぁさこれから奴踊り踊る (ソラ ヨイヤナカ サッサ)
  • 二.嘉瀬と金木の間の川コ 小石流れる 木の葉コ沈む
  • 三.嘉瀬はよいとこお米の出どこ 嘉瀬の奴踊り お国の自慢
  • 四.稲妻ピカピカ雷ゴロゴロ 意気地なしオヤジ 薔薇株サひかかって千両箱ひろた
  • 五.竹の切り口シコタンコタンのナミナミたっぷり溜まりし水は 飲めば甘露のコリャ味がする

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